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CLINICAL REFLEXOLOGISTへのSTEPS!

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『生命観を問い直す』青山学院大学福岡伸一教授 II

f0011208_119994.gif脳のほとんどの細胞は、一度完成すると二度と分裂しないので、損なわれると死んでしまいます。しかし、わずかな細胞だけに分裂能力が残されていることが最近わかってきました
分裂することをやめた細胞は、すべて動的平衡状態にあります。細胞自体は増えも死にもしませんが、細胞の分子はものすごく高速で入れ替わっていきます、ですから分子レベルでは、私たちは1年前と今とでは全然違っています。よく「お変わりありませんね」と挨拶しますが、皆さんは「お変わり“ありまくり”」なのです。

「第12章 生命の目的は子孫を増やすことだけではない」 より


f0011208_119994.gif牛に草だけを食べさせていれば、狂牛病にかかるチャンスはありません。彼の牧場では、牛に有機栽培された植物性飼料だけを与えている。無農薬で、人口肥料や抗生物質、成長ホルモンを与えないことで、牛を正しく育てているのです。

コールマンビーフは1つのブランドで、レストランでは「コールマンビーフのステーキ」というメニューもあります。結局、原産国の差異ではなく、プロセスを見せてくれる供し手が供給しているものを選ぶことが大事なのです。

コールマン社のビーフは割高です。それが安全と安心のコストで、製造プロセスを見せてくれるコストなのです。そして、そのコストを払うことは、そういう供し手を応援するということです。

「1円でも安いものを買う」という負のスパイラルから、「プロセスを見せてくれる供し手を応援するために、その分のコストを払う」というポジティブなサイクルに人々が変わることが、食の安全安心を取り戻す方法の一つではないかと私は思います。

第14章 「1円でも安いものを買う」という負のスパイラルからの脱却 より
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# by reflexologist_mo | 2011-01-05 01:19 | ◆Articles

『生命観を問い直す』青山学院大学福岡伸一教授

非常に興味深いサイトに出会いました。第14章まであるので全部読むまでに時間がかかりそうですが、解剖生理学をかじっている人へ特にお薦めの講義です。ぐぐっと惹き付けられた箇所を抜粋します。著書も読んでみたい・・。

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f0011208_6493130.gif「現在、生命はあまりに機械論的に捉えられ過ぎている。それは本当の生命を見ていることにはならない」
「がんのメカニズム」とか「インフルエンザの作用機構」というふうに言いますが、「メカニズム」「機構」という言葉には、とりも直さず、生命が精密な機械仕掛けのマシンであるという考え方が潜んでいます。

f0011208_6493130.gif「食べる」とは、まさに体の中で分子が絶え間なく分解と構成を繰り返す行為です。そして、分子の構成と分解の流れがとりも直さず「生きている」ということで、この流れを止めないために、私たちは毎日食べ物を食べ続けなければいけないのです。

f0011208_6493130.gif私たちの体は「機械」というより、流れの中にある————彼は(ルドルフ・シェーンハイマー)、これを「動的平衡」と名づけました。ジグソーパズルを想像してみてください。ピース一つひとつは細胞、あるいは細胞の分子です。あるピースが捨てられても、周りにあるピースが真ん中の形を覚えていて、そこに新しい食べ物の分子が入っていきます。次の瞬間、また違うピースが壊され、入り、壊され、入り……と同時多発的に交換されている。これが「動的平衡状態」です。

f0011208_6493130.gifピースは代わりますが、パズルの絵柄全体は変わらない。それが私たちの体です。体を構成している分子は私たちの所有物ではなく、実は「環境」のものです。つまり、分子のレベルで私たち生物は地球上のあらゆる生物、無生物とつながっているわけです。

f0011208_6493130.gif「細胞はつくることよりも、壊すことの方をずっと大切にしている」ということです。タンパク質がつくられる方法はたった1通りですが、壊される方法は何十通りもあり、いくつものバックアップシステムに支えられています。

f0011208_6493130.gif細胞は、何があっても壊し続けます。傷ついたり故障したから壊すのではなく、壊れても古びてもいないのに壊します。つまり「動的平衡状態」は、みずから積極的に壊すことから始まり、つくり直すことで補完されて回っているわけです。

f0011208_6493130.gif細胞は、何があっても壊し続けます。傷ついたり故障したから壊すのではなく、壊れても古びてもいないのに壊します。つまり「動的平衡状態」は、みずから積極的に壊すことから始まり、つくり直すことで補完されて回っているわけです。

f0011208_6493130.gifなぜ壊すことを優先するのか。それが「エントロピー増大の法則」に対抗する唯一の方法だからです。「法則」が生命現象を壊すより先回りしてわざと自らを壊し、つくり替える。まさに自転車操業です。

f0011208_6493130.gifしかし、さすがにこれを60年以上続けていると、だんだん自転車のスピードも遅くなり、やがて「法則」が自転車をつかまえ、追い越します。それが個体の死です。

academyhills 生命観を問い直す第一章から第三章より

◆さらに参考してみてリンク◆ 
Soul to Sole
動的均衡1  動的均衡2 生物と無生物のあいだ
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# by reflexologist_mo | 2010-12-21 06:49 | ◆Useful links

麻痺とリフレクソロジー (2)

前回書いた「麻痺とリフレクソロジー」。その後の状況が一転しました。

ナディーンの娘さんからメールが入り、12月14日(火)の時点で、平行になっている手すりにつかまって誰の介助もなしに立ち姿勢を保てたのだそうです。さらに、この手すりにつかまりながら、小さい歩行を4~6歩進むことができたそうです。さらにさらに、このような小さな歩行を何度か行ったと!

ナディーンのご家族、そして理学療法士チームも非常に驚き、喜んでいるとのこと。

麻痺を抱えた方がここまで進展を遂げるなんて、驚きです。FBを通して世界に散らばっているリフレクソロジスト達もお祝いのコメントをケビンに送って喜んでいます。

ケビンが言うには、(彼が行ったことと言うのは)誰でもできることであり、(効果を得るためには)例えて言うなら暗号を解くようなものだと。彼の研究による考察では、耳と目の反射区を何度も何度も繰り返し時間をかけて施術をすることが鍵なようです。

ナディーンのケースにより理学療法士のチームの関心が、クンツ夫妻と彼の活動へ向けられているようですがこちらの動向も目が話せません。何と言っても30年にも渡って麻痺とリフレクソロジーの研究をしているんですからねぇ。

ナディーンのケースを、近いうちに日付を追ってまとめたいと思っています。

参考サイト:Reflexology Live
"More Nadine News" Dec 14 2010
"Nadine Took Steps" Dec 14 2010
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# by reflexologist_mo | 2010-12-15 17:20 | ◆ケーススタディー