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CLINICAL REFLEXOLOGISTへのSTEPS!

reflexfeet.exblog.jp

カテゴリ:◆リフレクソロジストとして( 27 )

オランダリフレクソロジー協会入会、宣誓セレモニーに参加してきました。

オランダで正式にリフレクソロジストとして活動を始めてまだ一年も経ってませんが、中途から会員になることができたのが今年の3月。契約書のようなものにサインをし、入会金を払いという手続きを行って会員として活動を始めました。

通常だと学校の試験が終わり合格したあと協会へ申し込みをし、それから会員証明書にサインし、宣誓をし、そしてお祝いをするというセレモニーを行います。中途からの会員になった私も今年プロになった新人選手と一緒にこのセレモニーに呼ばれたので行ってきました。

オランダ語がまだまだチンプンカンプンな私が、こんな大きな行事に参加して大丈夫かしら?と不安でしたが、まあ、煮たり食ったりされるわけじゃないんだからと構えていたらやっぱりどうにかなりました(笑)。電車の関係で開始からちょっとだけ遅れて到着したのですが、その時点で会員になってからの注意事項などの説明がされていて、質問がバンバン飛び交っているなかこっそりと着席。会社設立することになるので商工会議所への登録の仕方や税務署へ登録も必要・・などなど事務的な話が進んでいました(←多分)。この辺は既に私は済んでいるし、質問があればメールで聞けばいいや、と話の内容が分からなくても冷静でいられました。

ところが心臓がバクバクしてきたのは宣誓の時。プロのリフレクソロジストとして会の規範、法律に基づいて活動いたします・・とかなんとか、会長さん(?)が長文を読み上げている間、新人選手は起立し、名前を呼ばれたら「ハイ。約束します。」と返答するのです。看護婦の友達によると看護婦になるときも同じように宣誓式があるそうです。幸い呼ばれる名前の順番が苗字のアルファベット順だったので、Oで始まる私は後半。オランダ語で「約束します。」って何と言うのか分からなくても、私の前に宣誓した人のマネをして練習する時間も十分あり少々不安減少(笑)。

その後5人ずつ前に呼ばれてテーブルでライセンス証明書にサインをし、「おめでとうございます。ご活躍をお祈りします。」と握手されて協会のロゴの入ったガラスの重~いプレートを頂きました。このプレートは貸し出しで、退会する時には返却だそうです。

その後は(偽の)シャンパンを飲んでおつまみをつまみながら、お祝い兼写真撮影。

このセレモニーにはパートナーも招待されていたので、会場は300人ぐらいいました。注意深く見ていたのですが、新人のリフレクソロジストの中には男性はひとりもいませんでした。だから会場にいた男性はぜんぶ新人選手のパートナーだったようです。

数人の人と話したのですが(英語で)、リフレクソロジーの学校は3年から4年間かかったそうです。ほとんどが夜間、週末のコースだから時間がかかるんですね。話した人たちはどの人もメインの仕事を持っていて、平行してクリニックを運営したいという人たちでした。そのうちに完全にシフトしてセラピストとしてだけ活動していく予定なのかもしれません。

この行事に参加して考えたことが独立型のこのような仕事は孤独だな、ということ。積極的にネットワークを組んだり、自分の経験や考察を共有していかないとどんどん自分だけの世界に知らないうちに落ち込んで行ってしまうのではないかという危機感のようなものがあるなということ。物事はひとつとして同じところに留まらないのは周知の事実なのだから、リフレクソロジーの研究や発見、リフレクソロジー社会も同じこと。今どんなことが起こっていて、リフレクソロジストはどんなことを感じているのか興味が沸いてきました。

そんなこともあって、ミクシーに質問をさっそく投げてみたのです。

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プロフェッショナルなリフレクソロジスト、つまりリフレクソロジーを職業として活動されている方もしくは活動しようと志している方にお聞きします。

現在日本で活躍されているリフレクソロジストさんであなたが
☆尊敬するリフレクソロジストはいますか。
☆憧れているリフレクソロジストはいますか。
☆素晴らしいと思うリフレクソロジストはいますか。

もしよければ公にでも、ミクシーメールでこっそりでも、その方について教えてください。
どんな点が尊敬し、憧れで、素晴らしいと思うのか、おすそ分けしていただけると嬉しいです。
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返事があるといいなあ・・。
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by reflexologist_mo | 2011-10-16 23:48 | ◆リフレクソロジストとして

経験+知識+納得できる理論 = 価値

 人は、何かというと経験を評価のスケールにしたがる。ともすれば価値そのものと扱ったりする。これは錯覚である。
 ただ単に、ある人がある経験を持ったというだけでは、それが価値あることにはなりはしない。経験が尊重されるためには、その人がその経験から、いつ、誰が、どこで考えても納得のできる正しい理論に裏付けられた知識を、学び取っていなければならない。
 経験そのものは、あくまでそのための材料でしかなく、それをどう料理して、どんな知識にまとめあげたかが大事なのだ。

本田宗一郎「得手に帆あげて」 三笠書房 p51より

ウン十年の経験あるリフレクソロジスト、ということでは何の価値にもならない。長年の施術の経験と、解剖生理学、病理学などの背景の知識と一緒に分析し、理論付けし、類似した共通点をみつけ、まだ残る疑問点を明確にする・・・などといったプロセスを重ねてこそ価値が出る、ということです。

そのためには施術毎に記録をつけることは最低限必要なことです。
また、同様のケースを引っ張り出せるようにデータを整理すること、他のリフレクソロジストと情報を交換しあうことも、自分の経験を価値あるものにするため、大事なことだと思います。

私が前から気になっているイギリスの組織のひとつでは、会員になるためには学歴や経験を重視しない、と明言しています。面接をして質疑応答でこの組織の要求するレベルであるかどうかを判断するようです。まさに、経験と背景の知識をどのように自分が料理して、どんな知識にまとめあげたかが個人個人試される、ということなのでしょう。
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by reflexologist_mo | 2011-01-15 01:30 | ◆リフレクソロジストとして

手の洗い方の再考

f0011208_1595080.jpg季節的にも、手洗いうがいが大事な時期になってきました。

日本の小学校や保育園・幼稚園などで、「外から帰ったら手洗いうがい」を推奨しているのは、実に素晴らしいことだ!と海外に住んでいると感じます。手を洗う、という行為が習慣化されているなあ・・と感じたことは、様々な国を転々をして暮らしてきましたが、日本以外では私はありません。

リフレクソロジストとしてたくさんの足に触る機会が多い立場にいると、手洗いは特に重要です。足に触る前、そして施術後、手洗いは欠かせません。手を洗う行為は大事ですが、それよりもどのように洗うかを再考してみました。

国をあげて手荒いを推奨している日本の、農林水産省のサイトには手の洗い方を詳細に渡って写真つきで説明しています。すんばらしい!

花王のサイトでは子供が分かりやすいように、ひとつひとつの手洗いの仕方(ここでは「6つのポーズ」と呼んでいるのですが)に名前がついていて、動画で見れるようになっています。私もこれを覚えようっと!

どのぐらいの時間をかけて手を洗ったら良いのか、この花王のサイトでは「あわあわ手洗いのうた」の調子で洗うとだいたい25秒ぐらい?かしら。もしくは、アメリカ合衆国のCenter for Disease Control and Preventionによれば、15秒から20秒を推奨しています。時計を見るのもひとつの手ですが、もしくはハッピーバースデートゥーユー♪を2回歌えばそれ相応に値する、とか。
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by reflexologist_mo | 2010-11-25 02:01 | ◆リフレクソロジストとして

リフレクソロジストよ、どんどん書くためのコツの伝授

前回、リフレクソロジストにとって書き綴ることがなぜ意味のあることなのかについて触れました。今回はどのようにはじめたらよいのかということについてです。その方法とは、実に簡単で驚くほどなのですが、反面、詐欺的に難しくもあることです。それは、単に始めるだけ。

第一に、ペン、鉛筆を持つか、コンピューターのキーボードに向かって始めることです。これが実は私からあなたへ伝えられる最高級のアドバイスなのです。始めようと思っている人の多くは結局始めないからです。

これは私が父から伝授されたアドバイスです。とにかく書き始めること。完璧じゃなくていいんです。何か書き留め、とにかく書き出し書くというプロセスの始まりを始めるのです。書き終えた後に、あなた自身かもしくは誰かによって編集することは可能です。もしくは後から削除したり破棄したりするかもしれませんが、とにかく始めることです。頑張って!!!

第二に、止めてはいけません。観察したことや考察したことを常に書き留めていれば、伝えたいことを書くのがだんだんに難しくなくなります。記録というのは習慣化させるのに最も優れた方法です。メモ帳をポケットに忍ばせてことごとくメモを取ることでも良い方法でしょう。クレヨンでも何でも使って、とにかく書き続けるのです。

第三に、考えをマインドマップの形で繋げていきます。マインドマップ "Mind mapping"でグーグル検索すると膨大な情報がでてきます) 突然書き始めようと思ったら、マインドマップを利用すると良いでしょう。紙を広げて中心となる考えを真ん中に書きます。それからこの中心となる考えに沿っていると思われるアイディアを、枝分かれさせて書くのです。

第四に、好きな記事を見つけて、なぜそれが好きなのか考えるのです。分解してみて研究し、その記事のどんなところにあなたが魅かれるのか。その記事は、新聞、書籍、ブログからでしょうか。あなたの好みの記事はどんなものなのでしょう。著者では好きな人はいますか。

第五に、あなたの熱意のあることとは?どんなことについて意見を述べたいですか?興味、関心のあることは?関心をそそられることは何かと聞かれたら?他のリフレクソロジストが知って欲しいと思うことを観察したことがありますか?リフレクソロジーのテクニックについて伝えたいことはありませんか?難しいケースを克服した経験はありませんか?あなたにとって取るに足らないような小さな発見でも、誰かにとっては何かの啓示になったり、もしくは大きな価値に値することもあることを頭の隅に入れておきましょう。

例えば私の場合、何年にも渡って尾骶骨損傷を見付ける方法を観察していました。授業でチラッとその話をしたことがあったのですが、このクラスの生徒の関心がかなり高まり、このテクニックを発見することに熱中したものです。この観察の体験によってMyReflexologist Says: Feet Don't Lie という本を執筆するまでに至り、また The Complete Guide to Foot Reflexology の改訂に役立ち、さらに足の特徴の発見のための体系化にも役立ったのです。現在もこのテーマは続行しています。

さあ今度はあなたが始める番です。
どんなことについて伝えたいと思いますか?

Source : Reflexology Live "How To Be a Refleoxlogy Writer" Sept 27 2010
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by reflexologist_mo | 2010-09-29 00:23 | ◆リフレクソロジストとして

リフレクソロジストよ、どんどん書きましょう!

W.R.W.に便乗して、リフレクソロジーの体験や考察を記事にしてみたらどうですか、という提案がとあるサイトで上げられました。

1日や1週間コースでリフレクソロジーを勉強した人は別ですが、リフレクソロジストの勉強を集中してやっていた頃は、誰もがしっかりと記録付けをしていたはずです。ケーススタディーがカリキュラムで必須なのも、どのように観察をし、考察し、比較し、記録するか、というトレーニングになるからです。私が師事した先生方も、必ず記録をとるようにしなさい、と言っていました。

記録、ライティング、記事、ケーススタディー、言い方は色々あります。その重要性について述べたリフレクソロジストのケビン・クンツ氏のブログの記事の一部を紹介します。

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(記録を残さないことによって、リフレクソロジーの)技術や施術の様子が記録に残らず、失われ、そのものの存在自体が徐々に消えて行ってしまうということが最も懸念されます。
かつて何年にも渡ってご自身の経験をまとめられた方もいると思います。そういう方の中には公に発表することをためらい、誰にも共有せずに去って行った方もいらっしゃるでしょう。

忙しすぎるとか上手に書けないという理由はたくさんあることでしょう。
いづれにせよ、あなたが書き留めないと簡単に消え去っていくことは明白なのです。

私がリフレクソロジーライターとなることを薦める理由は次の通りです。

1)書く事でより質の高いリフレクソロジストになれるのです。書く事で目の前にある問題が浮かび上がります。我々は仮にもリフレクソロジーの世界的な専門家になりつつあるのです。それは、一夜にして成し遂げた訳ではなく、記録するために、より焦点を当てて観察し続けてきたからなのです。記録は実績の足跡としても残ります。それぞれの足に注目し、それぞれが違ったストーリーがあると後年に伝えるためにも記録という方法があるのです。

2)書く事で自分が成し遂げてきた仕事の記録が出来上がります。単なる日誌のようなものではなく、ご自身が観察してきたことの記録なのです。どんな特殊な点を観たのか?どのようなことに一貫性を見つけてきたのか?などです。

3)書く事で過去の結果と比較し、違いを見つけることができます。または症状別の足の特徴(stress cues)を過去に見たものと比較し、小さくても違いを見つけることのできる能力が養われます。足の観察能力というのは記録することで養われます(長い第二指が大変興味深い結論に至った本を、過去に一冊書き上げています)

4)書く事でご自身の専門へより良いイメージを与えます。目的が定まっていると見られ、一般的に言って、出版した経験のある方というのは一目置かれるものです。クライアントだけでなく他の専門家からの信用度も上がります。出版というのはアカデミックでは重要なポイントなのです。

最後に、書くというのは楽しいことです。考えを巡らし膨らませてくれます。ついに出版されるとかなり満足するものです。リフレクソロジストとしてだけではなく、書く事で1人の人として成長することができるのです。

私たちは(ケビン氏とバーバラ氏は)17冊を19カ国の言葉で出版したら、リフレクソロジーが役に立ったというお手紙をもらい、私たちも素晴らしい喜びをもらいました。

書く事は足の指を触るようなものです。練習をし続ければそれほど難しいことでなくなります。
さあ書き始め、書き続けましょう。リフレクソロジーについて書きたいと思ったら、どんなことをあなたは書きたいと思いますか?

引用 Reflexology Live : Why Reflexologists Need to Be WritersSeptember 22 2010

Original text
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by reflexologist_mo | 2010-09-23 23:43 | ◆リフレクソロジストとして

気とリフレクソロジー

リフレクソロジーとは直接関係ないのですが、私の好きなナショナルジオグラフィックの番組「Dog Whisperer」は、カリスマドッグトレーナーのシーザー・ミッラーンさんによって、飼い主の悩みを次々と解決していく番組です。

家の中では大人しいのに、外に出て行くと他の犬に反応して咆えたりジャンプしたり、制御できない、とか、暴れて困る、とか、という問題を飼い主に犬のサイコロジーを説明しながら、とるべき行動を示唆してくれるのです。

興味深いのがシーザーさんが良く使う言葉「エナジー」

犬と人間は共通の言葉がないのですが、この「エナジー」でお互いを理解しているのでは、と思えるほどなのです。数々の飼い主が抱えている問題も、犬と飼い主の間の間違ったエナジーのやり取りや、無理解、勘違いが引き起こしていると結論付けても大げさではないぐらいです。

例えば、「あなたは犬のこういう要求に、あのような曖昧な態度で応じているので犬が勘違いしてこのように振舞っているのです。そのためには、歴然とした態度でクリアにエナジーを示すべきなのです」と、一瞬サンプルを見せてくれます。すると、言葉は発していないのに、シーザーさんが堂々としたエネルギーを犬に向けて示すのがカメラの向こうから感じられるのです。

言葉だけでは説明できない「気」というものは、自分と外の世界を繋ぐ橋のようなものであり、バーバパパのように形を変えることができ、電気コンセントのようにプラグインしたり外れたりすることができ、稽古(練習)すれば操作することもできる・・・・そんなものが気(エナジー)でしょうか。

さて、気とリフレクソロジーについて、前に紹介した足証整体 明生館の塾長さんの記事 「気のリフレクソロジー」から興味深い部分を抜粋します。

「気」の流れ、生命エネルギー、生体波動、呼び方はなんでもいいのだが、これら、目に見えぬある種の流れを回復するのに、身体の部位で言えば、足がもっとも適している
東洋的な表現を許して頂けるなら、「気」をもっとも動かしやすい部位だということだ。
血流の改善、リンパ流の改善のみならず、「気」を動かす最良の部位であって、そこにリフレクソロジーの真骨頂があると思っている。


足が「気」を動かす最良の部位であるという理由は三つある。
一つは前述のように個人によって変化するツボの位置の変動差が少ない、ということだ。(中略)
二つは「気」の基本的性質のためである。「気」は上昇しやすいという特性を持つ。したがって、足からの押圧で流れに逆らわずに「気」を動かすことができる。(中略)
三つ目は安全であるということである。足は身体のどこの部位よりも丈夫で安全である。
(中略)


(ツボと気についてはこの記事の前に説明がしてありますがここでは省略)

私が「真のリフレクソロジスト」と呼ばせていただいている友人がよく「霊性のようなものがリフレクソロジーに関わっているに違いない」と言うのですが、ここで言う「気」と似ているのかもしれません。

そして、塾長さんは受療者が気が動いた時にどう感じるのかについても説明されています。
ある者は「響」きとして感じ、ある者は身体の中を一陣の風が吹き抜けていくような感じを受ける。(中略)
一番いいのは頭頂まで響き、そこから抜けていく感覚を得ることであるが、このときは快感である。


さらに、『まともに「気」が動くと、足とは関係のないその人特有の弱点が浮かび上がってくる』という『足の特性』を利用して、『身体のどの部分の滞りがキツク、自己治癒を妨げているのか?という診断』が、リフレクソロジーでは可能であり、またそれが『リフレクソロジーという手技は全ての手技の基本となる、若しくは他の手技の良さを最大限に引き出す可能性を秘めている』という結論を提示しています。
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by reflexologist_mo | 2010-07-03 18:51 | ◆リフレクソロジストとして

圧の響き

いつも海外の記事を紹介していますが、珍しく今回は日本のサイトから。

リフレクソロジーに真摯に取り組んでいらっしゃる先輩はいないかと常にアンテナをめぐらしているのですが、ぴんと来る方に出会うことはなかなかありません。実際には広い日本に多くのそんな先輩はたくさんいるのでしょうが、ネットという限られた方法で探すとなると、リフレクソロジストとしての活動の他に、上級の文章力やネット好きという条件がないと私の網には引っかからないので見つからないのかもしれません。

それにしても、足証整体 明生館の塾長さんは「ガンとリフレクソロジー」の中で興味深いことを言っています。

リフレクソロジーは正しく生体に働きかけることができれば、安全で最良の療術である。
体幹部への刺激が直接的にないということは下手な刺激でガン細胞を刺激し増殖させる心配がない。鍼灸や指圧より安全にリンパ球増大に寄与できる。
正しく働きかけるというのは、圧が足部から浸透していく様をいうのである。古来、それを響きと呼んだものである。圧の浸透は擦っても揉んでも達成できない。指圧師などでも正しく圧を体内に浸透させることができる者が少ないのを見ても、リフレクソロジーにおいて圧を浸透させるのはある一定の訓練がいる。


思い起こせば私が通った最初のリフレクソロジーの学校でも先生がよく「響かせる」という表現を使っていました。ソーラープレキサスが一番明らかで、圧の加え方がきちんと入れば「響く」というの分かるんですよね。

ところで、こちらの塾長さんも大手のリフレクソロジー業界を憂いています。

慰安、娯楽の何ものでもないというのが今日の認識であろう。長い間、この業に携わってきた者として、あまりに悲しい現状だ。
「癒し」という言葉の持つ雰囲気、欧米文化への憧れ、または直営サロンに勤められるという実利的な側面、これらによって大ブームになった。治病には何の役にも立たない曲技、曲手をいたずらに誇り、セラピストなどと名乗るに至ってはいくら商売とは言え、恥ずかしくないのかと言いたい位である。セラピストやヒーラーではなく慰安婦と名乗るべきではないのか。ま、資本主義社会であるから商売に成功すれば何でもありなのかもしれない。


辛口なご意見ですが、これからどのように活動したいか真剣に考えているリフレクソロジストにとっては「喝」なお言葉じゃないでしょうか。
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by reflexologist_mo | 2010-06-01 01:51 | ◆リフレクソロジストとして

足を観察する能力

リフレクソロジストが足を観察する能力がどれほど必要なのかどうか、考えることにエンジンをさらにかけてくれたのがこの記事でした。
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But how do we know which part of the foot corresponds to which part of the body?
どうやって足のどの部分が身体のどの部分につながっていると言うことがわかるものなのでしょうか?つまり、反射区はどうやって見つけることができたのでしょうか?

Eunice Ingham did it by trial and error on thousands of patients without any modern equipment. She was a physical therapist working closely with a physician, Dr. Riley.
ユーナスイングハムが何千人もの患者の症例から、近代的な器具などを使わずに試行錯誤を繰り返して発見したのです。彼女は理学療法士でライリー医師と一緒に仕事をしていました。

She knew what the complaints of her patients were and she looked for the corresponding areas in the foot which appeared to be “congested” and sore.
患者のどの部分が不調であるか知っていたユーナス・インガムさんは、足に対応する区域で”詰まって”いたり、僅かに膨らんでいる場所を探し出したのです。

This is how over the years she mapped out the reflex areas of the feet. Also, she realized that when she treated those areas with deep pressure, the complaints of her patients improved or disappeared.
このようにして何年もかけてユーナス・インガムさんは、反射区を探し出して足にある身体の縮図を描き出していったのです。また、このような詰まっていたりやや膨らんでいる不調の反射区へ深い圧を加えることで、患者が悩んでいる不調が改善されたり、もしくは全く無くなったりすることもあることに気づきました。

Reflexology for Backpainより
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全く素晴らしい業績だと思います。見て、触って、それで関連付ける。鋭い観察能力と分析能力、それに何にしても忍耐強くなければ続けられないはずです。

私もとある先生に足の観察について指導を受けた時には、ほんのり赤かったり、僅かに膨らんでいたり、指摘される箇所が実にミクロの世界に近いもので(もちろん裸眼で観察ですが)、自分ひとりで探し出すのはよほどの経験を積まないと・・と感じたことを覚えています。
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by reflexologist_mo | 2010-05-11 00:25 | ◆リフレクソロジストとして

弱い圧 vs 強い圧

039.gif リフレクソロジーは弱い圧であるべきか?強い圧であるべきか?

f0011208_20511892.gifまずは弱い圧にするべきケースの例は?

•赤ちゃん、お年寄り、深刻な病気を患っている方、妊婦
•リラックスしてもらうため、落ち着かせるため、
•強い圧に怖がっている方、初めての施術の場合

f0011208_20511892.gif弱い圧による施術の効果は?

表面の血流やリンパの流れを促進し、表面にある神経へも働きかけができます。
•そのためセラピー的効果はあります。
ストレスによる腰痛や筋肉の緊張を和らげることもできるケースはたくさんあります。

f0011208_20511892.gif「表面」?表皮の構造は?

皮膚の層を大きく分けると、体外から見て上皮、真皮、皮下組織と別れています。上皮には毛細血管はなく、真皮、には毛細血管、温度や圧などを察知する神経の受容体があり、皮下組織の静脈・動脈、神経線維へと繋がっています。

f0011208_20511892.gif深い・強い圧、弱い圧、その影響を受ける皮膚の層

深い・強い圧と弱い圧のはっきりとした定義があるわけではありません。以前にキャタクローラーの圧は400gから900gということを紹介しましたが、これが深い・強い圧なのか、それとも弱い圧なのか、その中間なのか・・などということは決められていません。

血管や神経は、浅い層と深い層に存在し、循環器や神経が深いところにあればあるほど、弱い圧での施術では、その圧のありがたみが届けられる可能性は少なくなります。ということは逆に言ったら、深く・強い圧であれば毛細血管だけでなく深部静脈にまで影響を及ぼすこともできるのです(←仮説です)

f0011208_20511892.gifリフレクソロジーの目的のひとつには?

そしてリフレクソロジーの目的のひとつには、血液循環とリンパの流れを促進し、神経へも働きかけることで神経作用も促進することです。表面の循環機能と神経作用の改善でも満足な結果を得られるケースも多くありますが、深い圧を受け入れられるクライアントであれば、深層にまで達するリフレクソロジーでさらに高い効果をあげられるのではないでしょうか。

f0011208_20511892.gif結論。Reflexology for Backpainからの簡訳も含めて

•強い圧か弱い圧か、どちらがより良いのかという論議事態おかしいことです。
•強い圧と弱い圧という白黒つけた言い方は、リフレクソロジストのためではなく、腰痛に悩むクライアントがリフレクソロジーについて理解しやすいために使ったひとつの説明の方法に過ぎません。
リフレクソロジーは強い圧、弱い圧両方を使って施術されます。適切に教育されたリフレクソロジストであれば、そのことをきちんと理解しているはずです。
•強い圧だけ、弱い圧だけのみのリフレクソロジーの施術というのはありえません。
•リフレクソロジーは強く深い圧と、優しく弱い圧、両方のタイプを適切に使って、常に統合された圧で施術されるべきなのです。
そのためにも、リフレクソロジストは、最初の施術のときにクライアントと(コンサルテーションなどによって)言葉を交わして、クライアントがリフレクソロジーの施術から期待することを理解し、どのように施術をするべきか決める必要があるのです。

f0011208_20511892.gifリフレクソロジーの技術

深い圧をかけるのは、オーソドックスのリフレクソロジーのキャタクローラー、サムプレス、フィンガーウォークでも可能です。他にはVRT(Vertical Reflexology Therapy)のテクニークにも、圧を深くかける方法があります。また、日本ではあまり知られていませんが、指角を使うART(Advanced Reflexology Therapy)という技術もあります。私はクライアントによって、部分的に、もしくは全体的に台湾式を使うこともあります。
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by reflexologist_mo | 2010-05-03 21:34 | ◆リフレクソロジストとして

リフレクソロジストとして自信を持つためには? その 2/2

f0011208_18215432.gif面白いトピックですね。子供のグループがリフレクソロジーの施術に来るのですが、その子供たちの内面で自信が付いて行く様子がはっきりと分かるんです。それが私の自信にもつながります。 - DPC

f0011208_18215432.gifご自身の近くにある協会やネットワークに参加することです。勉強を続け、またワークショップにも参加しましょう。ケビン氏に声をかけ、彼の本を買いましょう(笑)。研究の情報はとても有効です。他の人が言っている様に、経験・・・も大事ですね。 -WD

f0011208_18215432.gif私にとってはクライアントの期待に応えるために足からの言葉を理解しようとすること・・私は足の翻訳者なのですから。間違えて翻訳してしまったら、大問題ですね。 -ANMS

f0011208_18215432.gifセルフリフレクソロジーをしていますが、でも一番の効果はやはり他からエネルギーをもらうことですね。 -JD

f0011208_18215432.gifクライアントが足を差し出して、リフレクソロジストが単に施術をする、だけでは不十分です。一度距離を置いて、不調や状態を探り、その不調に身体全体がどのように関係をしているか探求しましょう。身体のエネルギーを理解し、どの反射区が最も優位を占めているのか見つけるのです。足を施術して試してみて、しっくり来る箇所を探し出し、呼吸をし、施術をしながら積み重なっていく自信を知って、意識的に感じるようにしましょう。マントラは「私にもできる」です。 - KS

Source(Limited to Facebook member only) : Facebook, Kevin Kunz, We were talking this morning on how reflexologists can build confidence.
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by reflexologist_mo | 2010-05-01 18:22 | ◆リフレクソロジストとして