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CLINICAL REFLEXOLOGISTへのSTEPS!

reflexfeet.exblog.jp

カテゴリ:◆Articles( 70 )

「神経」「動脈」「軟骨」「脳」

に共通することとは?

それは、日本語で創造された言葉なのだそうです。「解体新書」をオランダ語から翻訳した際に、杉田玄白が作った造語に「神経」「動脈」「軟骨」などが含まれているそうです。ちなみに神保町ミュージアムで解体新書が350万円で購入可能です。

日本語というのは中国語がもとになっているから、てっきり解剖学用語も中国語が・・と勝手に思い込んでいました。けれども歴史的に言ったら西洋医学を取り入れたのは、中国よりも日本のほうが早いので、解剖学用語が日本発祥といってもおかしくないんですね。養老孟司さんが「中国は自然科学系の用語を、ほとんど日本から借りてる」と言っていたのですが、なるほど確かに「漢方に脳はないですから。五臓六腑に入ってないですもん。」ですね(笑)。
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by reflexologist_mo | 2011-08-08 01:01 | ◆Articles

リフレクソロジスト逮捕 in Uganda

いんちきリフレクソロジストを逮捕 2011.3.28 in Uganda
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【訳というより、簡単な解説】

ウガンダのKampalaというところに2006年にリフレクソロジーセンターができ、次々と支店を増やしてLira やSorotiというところまで広がったこの施設。これらのリフレクソロジーセンターを1週間閉鎖する経緯に至ったのもうなづけます。

ここで仕事をしていたリフレクソロジスト達の多くが、拒食症、潰瘍、ヘルニア、癌、マラリア、水疱瘡といった疾病なども患者の足をマッサージすることで治療ができると言っていたのです。なかには盲腸のためにリフレクソロジーセンターへ行って200,000シリング払い(超高額らしい・・)六ヶ月で完治するといわれたものの治らず、死にそうになりながらMulango病院へ行った、という人もいます。

当然ながらこのリフレクソロジーセンターに勤務するリフレクソロジストの多くは医療の訓練を受けておらず、口述しているような疾病を診察することなどできませんでした。

ウガンダ医療会、​​歯科医師会は、看護師会は、助産師会、医療専門家会議、薬局協議会連合とでこの件について報告書をまとめたそうです。

調べによるとリフレクソロジーセンターの8箇所は施術を行うための資格や免許が全く無く、会社としても認証されていなかったそうです。リフレクソロジストの自身の証言で、なぜ施術するために資格が必要なのか理解できなかった、というのも驚きです。

ほとんどのリフレクソロジーセンターは営業停止処分により閉鎖されたそうですが、なかにはアロマセラピー、ハイドロセラピー、栄養療法、ホリスティックマッサージと名を変えて営業を開始したところもあるそうです。

Original text
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by reflexologist_mo | 2011-03-31 00:12 | ◆Articles

『生命観を問い直す』青山学院大学福岡伸一教授 II

f0011208_119994.gif脳のほとんどの細胞は、一度完成すると二度と分裂しないので、損なわれると死んでしまいます。しかし、わずかな細胞だけに分裂能力が残されていることが最近わかってきました
分裂することをやめた細胞は、すべて動的平衡状態にあります。細胞自体は増えも死にもしませんが、細胞の分子はものすごく高速で入れ替わっていきます、ですから分子レベルでは、私たちは1年前と今とでは全然違っています。よく「お変わりありませんね」と挨拶しますが、皆さんは「お変わり“ありまくり”」なのです。

「第12章 生命の目的は子孫を増やすことだけではない」 より


f0011208_119994.gif牛に草だけを食べさせていれば、狂牛病にかかるチャンスはありません。彼の牧場では、牛に有機栽培された植物性飼料だけを与えている。無農薬で、人口肥料や抗生物質、成長ホルモンを与えないことで、牛を正しく育てているのです。

コールマンビーフは1つのブランドで、レストランでは「コールマンビーフのステーキ」というメニューもあります。結局、原産国の差異ではなく、プロセスを見せてくれる供し手が供給しているものを選ぶことが大事なのです。

コールマン社のビーフは割高です。それが安全と安心のコストで、製造プロセスを見せてくれるコストなのです。そして、そのコストを払うことは、そういう供し手を応援するということです。

「1円でも安いものを買う」という負のスパイラルから、「プロセスを見せてくれる供し手を応援するために、その分のコストを払う」というポジティブなサイクルに人々が変わることが、食の安全安心を取り戻す方法の一つではないかと私は思います。

第14章 「1円でも安いものを買う」という負のスパイラルからの脱却 より
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by reflexologist_mo | 2011-01-05 01:19 | ◆Articles

整体師もハンドリフレクソロジーを?

先日のこと。いつものように私は操法をしていました。突然、胸が痛くなってきました。私の胸が、ですよ。胸が痛いというより、もう少し正確に言えば、何だか肋骨が歪んで、全身が絞られているような感じ、と言えばいいでしょうか。これはまずい。放っておくと、どうなることか分からない。しかし操法の最中ですから、突然に胸が痛いと言って操法を中止すれば、お客様に不安を与えます。どうするか・・・?

操法をしながら、操法している掌の薬指の付け根の線、薬指の付け根に長い骨がありますね。それを手首のあたりから指の付け根に向かって、さっと撫でました。痛みが出ている方だけでなく、左右両手です。

すると、痛みが次第に収まってきて、1~2分のうちに元どおり何ともなくなりました。私はその間も涼しい顔で操法を続けていたわけです。これは何が起きたのかと言えば、共鳴現象です。

(中略)

手首のところから薬指の中手骨の上を、手首から薬指の付け根までさっと撫でてみてください。もちろん左右両手ともです。親指と人差し指で掌を挟んで撫でてもいいです。そうして、しばらく時間をおきます。30秒もおけばいいでしょう。それから、もう一度、左右の肋骨の高さを比べてみる。どうですか。揃っているでしょう。もし、まだ揃っていないということだったら、もう一度おなじことをすればよろしい。これで肋骨の歪みが取れます。

朱鯨亭 路地裏の整体術 第440号 2010年11月20日 ●肋骨が歪む より

リフレクソロジスト以外のセラピスト(というか、整体家?操法家?)からこのような実績のあるお話を頂けると、リフレクソロジストとして、嬉しく感じますね。
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by reflexologist_mo | 2010-11-23 01:19 | ◆Articles

機能的MRIによる足ツボ徒手刺激の研究

2008年の研究より。英語版で最初見つけて、翻訳しなくちゃでも時間もないし・・いや日本語版もどこかにあるはず!と探したら見つかりました。良かった、良かった。足ツボとリフレクソロジーを明確に区別していないところは唸ってしまいますが、それでもこのような研究をするまでに至ったということは、リフレクソロジーへの関心の高さを示していると感じます。実験の際には、人の指での刺激ではなく、「木製の棒」での刺激を行ったようですが、今後「より科学的にリフレクソロジーの効果を評価する事が可能」ならば、木製の棒ではなく、ぜひリフレクソロジストの訓練された指による刺激で実験して欲しいものです。

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目および小腸の反射区を刺激した際には、各々体性感覚野の異なる部位に脳活動が生じる事が認められた。(中略)

本実験結果では、目の反射区に特異的な脳活動として左側中心後回の中央部に有意な脳活動が認められたが、この位置はPenfield のホムンクルスでは目を含む顔に対応する領域であり、また顔からの触覚情報が三叉神経を通じて投射される領域である事が知られている。従って、足裏の目の反射区を刺激する事によって、体性感覚野上で目もしくは顔の近傍領域に対する感覚刺激があった場合と類似した脳活動が起きている事が示唆された。一方、小腸の反射区に特異的な脳活動として左側中心後回上側に有意な脳活動が観察された。従って、足裏の小腸反射区を刺激した場合に体性感覚野上の体幹部位に対する感覚刺激があった場合と類似した脳活動が起きている事が示唆された。肩の反射区を刺激した場合には、統計的有意な活性化が得られなかったものの、右側中心後回上側のPenfield のホムンクルスにおける上腕に対応する領域の活性化の傾向が得られた。有意な活性化が得られなかった原因としては、被験者の肩こり関係あるのかしら??の状態等様々な要因が寄与していると推測されるので,今後より詳細な計測が必要になると考えられる。各条件に共通した脳活動として、右側中心後回上側および左側中心後回の中央部に有意な活性化が認められた。前者はPenfield のホムンクルスにおける足に対応する感覚領域であり刺激を行った左足と対側である事から、左足への触覚刺激に対する活性化であると考えられる笑・ここを読んでいる時に反射区のことばかり頭にあったので足に当たる箇所の活性化をすっかり忘れてました。何気に安心。。一方、後者の活性領域は目または顔に対応する感覚領域であるが、関心領域解析の結果より、目の反射区刺激時に最も有意であったものの、各々の条件で閾値下の活性化傾向が認められる事から、左側中心後回中央部がリフレクソロジーによる刺激に対し何か特異的な反応をする領域である可能性が示唆された。体のどこの部位にあたるのでしょう??

以上のように、本研究によってリフレクソロジーによる足裏刺激が、単純に足への感覚刺激として処理さ
れているだけではなく、それ以外の部位の体性感覚を含んだ信号として処理されている可能性が示唆された。
したがって脳機能イメージング研究を積み重ねる事によって、より科学的にリフレクソロジーの効果を評価する事が可能になると考えられる。ほ~ぉ。今後に期待です。

参考資料先 また 引用先 
平成19 年度科学技術振興調整費 「重要政策課題への機動的対応の推進」プログラム
統合医療における生体情報の先進医工学的計測手法に関する調査研究 中核機関名:東北大学 研究代表名:仁田 新一 研究期間:平成19年度 
2.1.2.2 機能的MRIによる足ツボ徒手刺激の研究 P13~17

同じ資料の英語版:
Somatotopical relationships between cortical activity and reflex areas in
reflexology: A functional magnetic resonance imaging study

Tomomi Nakamarua,b, Naoki Miurab,c,∗, Ai Fukushimab, Ryuta Kawashima

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by reflexologist_mo | 2010-11-15 04:12 | ◆Articles

リフレクソロジーと認知症のプレゼンテーションより

先日、マーストリヒトの病院内の会議室でアルツハイマーの脳というテーマでカンファレンスが行われ、そこで私もリフレクソロジーと認知症のプレゼンをさせていただきました。

リフレクソロジーというとリラクゼーション、と印象を持っている人が多いのは私の周りでも同じです。プレゼンの場所が病院であり、看護者や研究者が対象と理解していたので、エビデンスを添えてリフレクソロジーとは、ケースの例、そして、私が実際にボランティアで行っている老人ホームのケースを写真付きでお話しました。

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反応はポジティブで、興味深い、キミのやっていることは素晴らしい、教えていないの?などなど。
新たにリフレクソロジーへの信念が増したほど。この資料を作るにあたり、リフレクソロジストの先輩方へも直接的間接的に協力を頂いたことも私の動力になっています。本当に感謝感謝。

いやー、緊張しました。
とある本によれば、ストレスやショックがあってホメオスタシスが崩れると、また平常に戻るまでに7日から10日かかるそうです。あー、こんな時こそリフレクソロジーを受けたい!
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by reflexologist_mo | 2010-11-13 02:16 | ◆Articles

リフレクソロジーとタルカムパウダー

リフレクソロジーを施術する際に、タルカムパウダーもしくはタルクを使っていますか?

リフレクソロジーの学校、リフレでは授業でパウダーを使っていました。その後に私が師事した先生が、タルカムバウダーと卵巣癌との関連が指摘されているということをおっしゃってて、使用しないようにという指導から素手のみで施術するようになりました。今でも英国式(と呼ばれているスタイル)では何も使いません。

愛読している「アンチエイジングの鬼」さんのブログから、このタルクに関しての記事があったので紹介です。

タルクがなぜ問題視されるかというと、発がん性がはっきりしているアスベストが混入している場合があるからです。タルクとトレモライト(アスベストの一種)という鉱物は近い場所に形成されるので、タルクにトレモライトが混じっている事が多いのです。

日本でも1986年にベビーパウダーにアスベストが混入していた製品があったため問題になりました。
2006年9月には、労働安全衛生法施行令が改正され、それまでアスベスト含有率1%までのタルクは製造出来ましたが、その後は0.1%を超えるものは製造禁止になりました。

ともかく、日本で製造されているタルクについては、とりあえずはあまり問題はなさそうです。
アメリカでも1970年代に化粧品用のタルクはアスベストを含まないものを使用することがFDAで定められました。欧州でも同じような基準があるみたいです。
韓国では、化粧品原料に使用していた中国産のタルクにアスベストが多く混入していて、回収騒ぎになったことがあります。

精製の甘い粗悪な中国製でなければ、タルクは一応安全だということが、現在のところ主流の意見です。
ただ、タルクとアスベストは基本的に主成分は同じであり、アスベストが含まれていないタルクの中にも微量にはアスベストのような針状や繊維状のものが含まれるので、やっぱりやばいんじゃないか?みたいな意見もあります。

アメリカのチャンドラー博士は、1995年にタルクは卵巣ガンや卵管繊維症、不妊の原因となる可能性があると発表しています。
ただこれは、主に膣など粘膜近辺につけた時に経皮吸収された場合みたいです。


アンチエイジングの鬼 タルクは安全?危険?2010年11月3日より 引用


パウダーなしでも施術はできるの?すべりが悪くなるのでは?などなど疑問があるかもしれませんが、素手でも慣れれば十分快適に可能です。
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by reflexologist_mo | 2010-11-08 01:49 | ◆Articles

BPPV (Benign Paroxysmal positional vertigo)

友人が最近体調を壊して、Benign paroxysmal positional vertigo 良性発作性頭位変換性めまい (BPPV)と診断されたとのこと。一体どんな病気なのかまとめてみました。

◆Definition(定義)
one of the most common causes of vertigo 
めまいの最も多い原因のひとつ
are triggered by specific changes in the position of your head, such as tipping your head up or down, and by lying down, turning over or sitting up in bed.
頭を上下させたり横になったり、ベッドや椅子に腰掛けている時に頭の位置を変えるような事で起こります。
You may also feel out of balance when standing or walking.
立ち上がったり、歩き始める時にバランスが崩れることもあります。

◆Cause(原因)
About half the time, doctors can't find a specific cause for BPPV.
半数以上のケースで原因不明
if it does, often associated with a minor to severe blow to your head.
原因が分かる場合、多くは頭部の損傷と関連
disorders that damage your inner ear or, rarely, damage that occurs during ear surgery or during prolonged positioning on your back.
他には中耳の病気や損傷、まれに手術による損傷、長時間仰向けの状態の可能性もあります。
crystals, that make you sensitive to movement and gravity, can become dislodged. When they become dislodged, they can move into one of the semicircular canals — especially while you're lying down.
正常な状態では3つの半規管に均等に分布しているカルシウム粒子が、いずれかの半規管の中に集まってかたまりになってしまうと起こります

◆Risk factors(リスク要因)
people age 60 and older
60歳以上
head injury or any other disorder of the balance organs of your ear may make you more susceptible
頭部損傷、耳内の病気の経験者

◆Tests and diagnosis(検査)
may do a series of tests to determine the cause of your dizziness.
めまいの原因を探る様々な検査が行われます。
Electronystagmography (ENG) or videonystagmography (VNG) determine if dizziness is due to inner ear disease by measuring involuntary eye movements while your head is placed in different positions or your balance organs are stimulated with water or air.
頭の位置を変えたとき、もしくは均衡を保つ器官が液体もしくはガスによって刺激されて起こるめまいが、中耳の疾病によるものなのかENG かVNGという機器を使って目の付随意的な動きを調べて検査します。

MRI may be performed to rule out acoustic neuroma — a noncancerous brain tumor of the nerve that carries sound and balance information from the inner ear to the brain — or other lesions that may be the cause of vertigo.
MRIによって聴神経腫もしくめまいを引き起こしている傷害の可能性を検査できます。良性脳腫症によって内耳から脳へ音や均衡の情報が伝えられることもあるからです。

◆Treatments and drugs (治療方法)
symptoms often subside or disappear within six months of onset
多くのケースで症状は6ヶ月ほどで治療されるはずです。

The Semont maneuver & The Epley maneuve(the particle repositioning, canalith repositioning procedure, and modified liberatory maneuver) : intended to move debris or "ear rocks" out of the sensitive part of the ear (posterior canal) to a less sensitive location. Each maneuver takes about 15 minutes to complete.
カルシウム粒子のかたまりをほぐして半規管全体に再度行きわたらせるエプリー法を習うことができます。この運動により、カルシウム粒子は吸収されてから再形成され、正常な状態に戻ります。約90〜95%の人は、この方法によって薬を使わず回転性めまいが治ります。

引用先:
Timothy C. Hain, MD "BENIGN PAROXYSMAL POSITIONAL VERTIGO"
http://www.tchain.com/otoneurology/disorders/bppv/bppv.html#treatment
MayoClinic.com Benign paroxysmal positional vertigo (BPPV)
http://www.mayoclinic.com/health/vertigo/DS00534
メルクマニュアル医学百科 良性発作性頭位変換性めまい
http://merckmanual.jp/mmhe2j/sec06/ch080/ch080d.html?qt=%E3%82%81%E3%81%BE%E3%81%84%20&alt=sh

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by reflexologist_mo | 2010-10-20 23:43 | ◆Articles

ピンクリボン運動への注意を促す意見

少なからず人に役立つに違いない、良いことをしていると思って参加したピンクカーペットのイベントでしたが、乳がんやピンクリボン運動について調べているうちに、別の面からの意見についても発見しました。物事は常に多面的であり流動的でもあるという教えを受けたような気になります。ひとつのことを良い悪いで信じるのではなく、本当にそうだろうか、そうでなければどうなるのだろうか、と考える力をつける必要性を、このような記事を見つけたときに確認してしまいます。

第一の問題点は、寄付金の行方が不明確であること。企業が賛同している様々なキャンペーンが、行われ啓蒙グッツなどが販売され、寄付が集まり、雑誌の上乗せしたことによる収益分をピンクリボン運動への収益へと送られるはずですが、その詳細が不明確だということです。

例えば
1.購入価格のうち、いくらが寄付されるのか
2.全部で最高、いくらが寄付されるのか
 たとえば、1コ3900ドルでピンクリボン商品が売られていても
 最高で30000ドル寄付をすると制限されている場合もある
3.商品のマーケティング(商品開発から販売戦略まで)にいくらかかったのか
 寄付総額より多額のマーケティング費用がかかっているキャンペーンもある
4.寄付金はどのように捻出されているのか
 消費者やキャンペーン参加者が負担したお金が回されるのか
 そこから経費を引いた残りが回されるのか
 キャンペーンを行っている企業は一部でも負担するのか
5.寄付金は何という団体におくられ、どんな活動につかわれるのか
 その活動は、形骸化したものではなく、乳がんをなくすために実効性のあるものか
6.企業は乳がんを誘発するような製品を販売しないためにどう努力しているか
(ブログ・ストライプリボン 「ピンク」する前に考えよう ― 2008/07/12 09:25 より抜粋)
これらの質問を企業へぶつけてみよう、と言っています。

背景には
世界にも日本にもピンクリボンのマークの使用やピンクリボン運動を統括している団体はない

ということがあるからです。さらに

ピンクリボン運動にたずさわりたいと思った企業・団体ならどこでも自分たちのマークをデザインして活動をはじめることができます。いわば誰でも、好きな形で、はじめられる運動なのです。

運動のために企業・団体が作ったマークは、その組織独自のものとなり他の企業・団体が許可なく勝手に使用することはできません。その一方で、誰がどんな形で活動しようとその内容をチェックしたり指導するような組織は存在しませんし取り締まる法律もありません。既存の刑法、民法、商法に違反していない限り問題とされることはなくいわばそれぞれの「良識」にゆだねられているといえます。

ピンクリボンに統括団体はない ― 2008/06/16 11:21」より


そして乳がん=女性だけでの問題、ではないこと。男性にも乳腺癌が起こりうるのです。ファッション雑誌に有名人の裸体の写真を載せて売り上げを伸ばし、収益を上げチャリティーへ寄付するのは有効な方法かもしれませんが、確かに理解に偏りが起こりうることかもしれません。「ピーター・クリスさん」の記事では、アメリカロックバンドのキッスのメンバー、ピーター・クリスさんが乳腺癌にかかったことが書かれています。

今後もさらに賛成意見、反対意見共々、見識を深めていきたいと思います。
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by reflexologist_mo | 2010-10-12 01:30 | ◆Articles

De Roze Loper ピンクカーペットデイ

10月10日マーストリヒトにてDe Roze Loper(ピンクカーペット)のイベントが行われました。このイベントは乳癌早期発見・早期治療の世界的キャンペーン、ピンクリボンに協賛したイベントです。

場所はToon Hermans Huisというマーストリヒトの真ん中にある素晴らしい建物にて。ここはイベントの中心的会場で、8キロのウォーキングイベントに参加されている方々の中継休憩地点にもなっていました。軽食や飲み物を来場者に提供したり、建物のツアーを行ったり。キッチンや食事を勧めたりするスタッフは、ほとんどがボランティアでまかなわれていました。

お部屋の一角に、クライアントが座るためにLafma chairを置いてもらって、私用には事務椅子を使いました。クライアントさんは、ボランティアスタッフが声をかけて連れてきたり、宣伝してくれて、(わたしが飽きないように・笑)次々と送り込まれてきました。

イベントなのでフルリフレクソロジーはできませんが、手順としては
*ご挨拶(名前を伺って、自己紹介)
*椅子に腰かけてもらって、靴下と靴を脱いで、ズボンであれば膝下まで撒くってもらう
*禁忌事項(要注意事項)がないか、予め用意したリストを手渡し確認
*リクライニング(Lafmaのすごいところは座った人が自分でリクライニングできる!)
*足拭きと不調箇所があるかどうか、症状に関するメディカルもしくはライフスタイルの質問
*リラクゼーションから入って総合10分の施術
*施術中にクライアントが静かにしていたい、という希望がないようであれば、リフレクソロジーについて簡単に施術しながら説明。目をつぶったりしていれば、そのままにして後からチャンスを見つけて説明
*深呼吸をして施術を終了
*気分はどうか、施術はどうだったか質問
*ポジションを戻してお礼を言い、靴下、靴などを履いてもらい、その間にリフレクソロジーについての追加の情報や、自分の経験話などして、お別れ(have a good day!)
*次の方を確認し、手を洗ってくる間、いすに掛けて待っていてもらう

という感じで行いました。

他に用意したのは、A4の両面を使って新聞のような形で「リフレクソロジーと癌」についての情報、そしてリフレクソロジーについてのパンフレットを自由に持っていけるようにテーブルに置きました。あとはアン・ギランダースさんの二冊の本。一冊は腰痛の本ともう一冊は女性を対象にした本。写真が多く、見栄えします。

きちんと数を数えたわけではないので、記憶からしか分からないのですが、おそらく20人以上は施術をしたのかな、と思います。疲れるかな、と予想していたし、周りからも疲れるでしょう、と何度も聞かれて休憩するように言われたのですが、なぜか気持ちが高ぶっていて休憩する気持ちになれませんでした。

強く感じたのは、足を施術しているのですがその人本人を施術している、ということです。スクールでもそのような説明をよく聞くし、書籍に目を通していてもそのように書かれているし、一日に2~3人施術していてもその通りだと体験的に分かるのですが、今回20人以上という今までにない体験をして、さらに明確に感じました。

クライアントごとの施術の方法を考えるにあたり、禁忌事項の他にクライアントの体の状態、悩みなどについて短時間に聞いたわけですがこのプロセスによって、このとき初めて会った方が自らオープンになる(人によって程度に差がありますが)と感じました。相互作用なのかもしれませんが、私のほうも私の中の外部へのドアを開け放ち、躊躇や疑念のない真摯な施術、私がその時その場所で全身全霊でできる最高の施術をしてあげたいと感じました。癌を含む大病を患ったり、悩んでいたり、疲れていたり、将来に不安があるクライアントが多かったのに、なんだか不思議と私は元気になり、休憩をする気にもなりませんでした(笑)。

一人ひとりの生活や悩みが違うように、足の形や特徴も違います。短時間に20人以上の足を、トランプをめくるように次々と眺めて、触って、押して、(キャタクローラーで)歩いてみて、その違いの大きさもまた実感しました。実に興味深い体験でした!

ボランティアでしたが、チップをくれた人もいました(大感謝)。ボランティアの方々に用意されたお礼もあって、協賛会社のエスティー・ローダーの美容液と、肉厚なワッフル。明日コーヒーと一緒に楽しんでね♪と渡されたのに、施術が終わって一息ついたらお腹が急激にすいたので、思わず家に帰る前にひとつペロリと食べてしまいました。ウマイウマイ!
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by reflexologist_mo | 2010-10-12 00:14 | ◆Articles