リフレクソロジーの良いところのひとつとして、素手でクライアントの足を触るため、リラックス効果が上がるということです。
リフレクソロジストは、まず、自分の手とクライアントの足をエタノール付のコットンなどで消毒をします。このステップは、コットンを使うか、直接スプレーするか、消毒効果のあるフットバスを使うか、などの違いはあると思いますが、衛生面についての対策を第一に行うのはどのスタイルのリフレクソロジーでも同じかと思います。
ここから先の行方は、大きく分けて三つのタイプに分かれます。
◇パウダーをつける
リフレクソロジストの指がクライアントの足をスムーズに動けるように使われます。さらさらしているので、受けるほうも気持ちがいいものです。大抵の日本の(いわゆる)英国式リフレクソロジーサロンではパウダーを使っていますね。
◇クリームをつける
台湾式ではクライアントの足との密着感を上げるため、また、指角をスムーズに流す動きもあるためクリームを使います。しっかりと足に触れるため、摩擦で皮膚が痛むこともありません。べたべた感は施術後不快になるので、クリームでもあまりオイリーなモノは使いません。
◇なにもつけない
英国式リフレクソロジー=パウダーと思っていましたが、全く使わないリフレクソロジストも多いようです。IFRからの情報だと、何も使わない(パウダーを使わない)理由として
①クライアントがアレルギー反応を起こすかもしれないから
②パウダーが肺に入ってしまうから
③卵巣癌との関連を示唆する医学的証拠が提示されているため
だそうです。
経験者の方々へ伺ったところ、なにもなしでも特に問題はないようです。汗はタオルでふき取るなど対策をとればよいとのこと。
台湾式のクリームのほうはどうか分かりませんが。もしかしたら、そちらでもなにもなしで施術しているリフレクソロジーがあるのかもしれません。