トリートメントの工程で何度か刺激をするソーラープレキサス。日本語では
太陽神経叢、腹腔神経叢、太陽叢などと呼ばれているようです。英語名では
Coeliac Plexusとも理解されていて、
Celiac plexusの古い名称がSolar Plexusだ、とも言われています。
一体全体、ソーラープレキサスとは何だ?と初めて名前を聞いたときにはハテナマークだらけでしたが、物理的には、胃の後ろ横隔膜の下に集まっている神経節のこと。2つの
ganglia(神経節。複数形は
ganglion)で構成され(これは
celiac gangliaと呼ばれている)、ここに神経がつながっています。
参考サイト
働きとしては、脳から各臓器への指令を伝える通信路の役割をします。副腎へのアドレナリン分泌指令も、この経路を通って通達されます。胃には消化をするように、腎臓には不要物を取り除くように、肝臓には胆汁を分泌するようにたびたび促すよう呼びかけるのがソーラープレキサスの働き。そのため「
お腹にある脳」とも言えます。
よりより健康維持のために、施術の初めと終わりにソーラープレキサスを刺激するのは、これらの働きをよりスムーズにバランスよく行うためです。