オランダで正式にリフレクソロジストとして活動を始めてまだ一年も経ってませんが、中途から会員になることができたのが今年の3月。契約書のようなものにサインをし、入会金を払いという手続きを行って会員として活動を始めました。
通常だと学校の試験が終わり合格したあと協会へ申し込みをし、それから会員証明書にサインし、宣誓をし、そしてお祝いをするというセレモニーを行います。中途からの会員になった私も今年プロになった新人選手と一緒にこのセレモニーに呼ばれたので行ってきました。
オランダ語がまだまだチンプンカンプンな私が、こんな大きな行事に参加して大丈夫かしら?と不安でしたが、まあ、煮たり食ったりされるわけじゃないんだからと構えていたらやっぱりどうにかなりました(笑)。電車の関係で開始からちょっとだけ遅れて到着したのですが、その時点で会員になってからの注意事項などの説明がされていて、質問がバンバン飛び交っているなかこっそりと着席。会社設立することになるので商工会議所への登録の仕方や税務署へ登録も必要・・などなど事務的な話が進んでいました(←多分)。この辺は既に私は済んでいるし、質問があればメールで聞けばいいや、と話の内容が分からなくても冷静でいられました。
ところが心臓がバクバクしてきたのは宣誓の時。プロのリフレクソロジストとして会の規範、法律に基づいて活動いたします・・とかなんとか、会長さん(?)が長文を読み上げている間、新人選手は起立し、名前を呼ばれたら「ハイ。約束します。」と返答するのです。看護婦の友達によると看護婦になるときも同じように宣誓式があるそうです。幸い呼ばれる名前の順番が苗字のアルファベット順だったので、Oで始まる私は後半。オランダ語で「約束します。」って何と言うのか分からなくても、私の前に宣誓した人のマネをして練習する時間も十分あり少々不安減少(笑)。
その後5人ずつ前に呼ばれてテーブルでライセンス証明書にサインをし、「おめでとうございます。ご活躍をお祈りします。」と握手されて協会のロゴの入ったガラスの重~いプレートを頂きました。このプレートは貸し出しで、退会する時には返却だそうです。
その後は(偽の)シャンパンを飲んでおつまみをつまみながら、お祝い兼写真撮影。
このセレモニーにはパートナーも招待されていたので、会場は300人ぐらいいました。注意深く見ていたのですが、新人のリフレクソロジストの中には男性はひとりもいませんでした。だから会場にいた男性はぜんぶ新人選手のパートナーだったようです。
数人の人と話したのですが(英語で)、リフレクソロジーの学校は3年から4年間かかったそうです。ほとんどが夜間、週末のコースだから時間がかかるんですね。話した人たちはどの人もメインの仕事を持っていて、平行してクリニックを運営したいという人たちでした。そのうちに完全にシフトしてセラピストとしてだけ活動していく予定なのかもしれません。
この行事に参加して考えたことが独立型のこのような仕事は孤独だな、ということ。積極的にネットワークを組んだり、自分の経験や考察を共有していかないとどんどん自分だけの世界に知らないうちに落ち込んで行ってしまうのではないかという危機感のようなものがあるなということ。物事はひとつとして同じところに留まらないのは周知の事実なのだから、リフレクソロジーの研究や発見、リフレクソロジー社会も同じこと。今どんなことが起こっていて、リフレクソロジストはどんなことを感じているのか興味が沸いてきました。
そんなこともあって、ミクシーに質問をさっそく投げてみたのです。
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プロフェッショナルなリフレクソロジスト、つまりリフレクソロジーを職業として活動されている方もしくは活動しようと志している方にお聞きします。
現在日本で活躍されているリフレクソロジストさんであなたが
☆尊敬するリフレクソロジストはいますか。
☆憧れているリフレクソロジストはいますか。
☆素晴らしいと思うリフレクソロジストはいますか。
もしよければ公にでも、ミクシーメールでこっそりでも、その方について教えてください。
どんな点が尊敬し、憧れで、素晴らしいと思うのか、おすそ分けしていただけると嬉しいです。
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返事があるといいなあ・・。